
【絵本】じぶんのきもち みんなのきもち
内容説明
転校初日、どんな言葉が自分を伝えるのだろう?子どもたちの心の声が響きあう物語。
「男の子?女の子?」と聞かれた新しい学校で、女の子は「どっちでもいいじゃん!」と答えます。そのひと言をきっかけに、まわりの子どもたちが「自分が聞かれたくないこと」「誰かに知ってほしいこと」を話し始めます。それぞれの思いは少しずつ違いますが、共通しているのは「自分を理解してほしい」という気持ち。やさしい絵とシンプルな言葉で、多様な思いを抱える子どもたちの姿を描き、ひとりひとりを尊重することの大切さをそっと問いかける絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが自分の気持ちを表現し、他者の思いを理解する力を育む教材として最適です。
読み聞かせの際には、「自分が聞かれて嫌な質問」や「知ってほしいこと」を話し合う時間を設けると、子どもたちの内面の理解が深まります。
また、多様性や個性を尊重する大切さについて、具体例を交えながら話すことで、他者を思いやる心を自然と育むことができます。