
【絵本】ようかいびより
内容説明
テルテル坊主が導いた先で、少年ヒロが迷い込んだのは、妖怪たちが息づく不思議な世界。晴れでも曇りでもない「ようかいびより」の日、物語が動き出します。
偶然入り込んだ人間の子どもに、妖怪たちは大騒ぎ!逃げ惑うヒロの前には、さまざまな背景を持つ妖怪たちが現れます。捨てられたゴミが変じた妖怪や、いじめを受けた猫の妖怪たち。彼らはヒロにも妖怪になるよう誘いかけますが、果たしてヒロはこの奇妙な世界から抜け出せるのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ファンタジー要素を通じて「多様性」や「共感」を学ぶ絶好の教材です。
妖怪たちの背景には、環境問題やいじめといった現代の社会課題が反映されています。物語を読み進める中で、子どもたちは他者の気持ちを理解し、問題解決を考える力を育むことができます。
また、非日常的な世界観は、子どもたちの想像力を刺激します。物語の後に話し合いや工作を取り入れると、学びがさらに深まります。