
【絵本】うみのあじ
内容説明
海の味はどんな味?犬のべらが初めて海で出会った、不思議で楽しい世界を描いた絵本。
家族と海へ出かけたべらは、浜辺でお弁当を守る役目を任されます。でも、すっかり喉が渇いてしまい、海水を口にしてびっくり。潮だまりで生き物たちと目を合わせたり観察を楽しんだりするうち、大きな魚に睨まれて慌てて転げ落ちてしまいます。さらに海の中ではタコと大喧嘩!スミを浴びて大変な目に遭いながらも、べらにとって初めての海は冒険がいっぱいの特別な一日となります。インクで描かれた力強い版画が、べらの元気な姿と海の活気を生き生きと映し出します。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに自然への興味を育む絶好の教材です。べらの海での冒険を通じて、海の味や生き物たちの存在を五感で感じる楽しさを教えることができます。
読み聞かせの際には、潮だまりの生き物やタコのスミなど、絵本に登場する要素を実際の体験や図鑑と結びつけると、学びが深まります。また、べらの失敗や挑戦を通じて、子どもたちに新しいことへ挑む勇気の大切さを伝えることもできます。