
【絵本】ぬかどこすけ!
内容説明
ふた付きのかめに訪れた初めての仕事。それは、かめ自身の心も大きく変える体験でした。
売れ残っていたかめに、ついに役目が回ってきます。張りきって挑むものの、中に入れられたのは「ぬかどこねえさん」。お互いぎくしゃくしたやりとりの中、ねえさんが「ぬかどこすけ」と呼びかけます。やがて、ぬかどこが野菜をおいしいぬか漬けに変えていく姿に心を動かされるすけ。ねえさんは、自分の中に広がる小さな宇宙の話を語り始めます。ぬか漬けの魅力と秘密をかめの視点から描いた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ぬか漬けを通じて「役割を果たすことの大切さ」や「異なる存在との関わり方」を楽しく学べる作品です。
子どもたちは、かめとぬかどこの関係を通じて、協力や共存の大切さを感じ取ることができます。また、ぬか漬けを作る過程を知ることで、食育にもつながります。
読み聞かせの際には、かめやねえさんの心の変化に注目し、感情の共有や話し合いをしてみましょう。食べ物が変化する不思議さを一緒に楽しむのもおすすめです。