
【絵本】なんにもできない おとうさん
内容説明
おとうさんって、なんにもできない。でも一緒にいると、なんだか特別な気持ちになる。そんな日のお話です。
みーちゃんは、おとうさんと公園に行く約束をしました。でも、おとうさんはみーちゃんほど早起きできません。ネコとお話したり、三輪車に乗ったりすることも苦手です。みーちゃんができることが、おとうさんにはうまくできないのです。けれど、そんなおとうさんと過ごす時間を通して、みーちゃんは少しずつ自分が成長していることに気づいていきます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、親子の時間を通じた心の成長を描いています。子どもの視点から見ると「できない」大人の姿はユニークでありながら、親や先生が子どもに教えられることの多さを感じさせます。
読み聞かせを通じて、子どもたちに「できないことがあっても大切な存在」であることを教え、自己肯定感を育むきっかけにしましょう。また、親や先生自身も、子どもとともに成長する姿勢を考える良い教材です。
親子の絆や成長の過程を感じられるこの物語を通じて、子どもたちに「特別な時間」の大切さを伝えられるでしょう。