
【絵本】あれたべたい
内容説明
ふたりで探し歩く、あの味の記憶。見つかるのは、懐かしい思い出か、それとも新しい発見か。
男の子が誕生日に食べたいもの。それは、ばあばと一緒に食べた甘くて冷たく、ふわふわの「あれ」。でも、名前が思い出せません。お父さんと一緒に食べたいものを探しに出かけますが、ゼリーやプリン、アイスなど、目の前に現れるおいしそうなものはどれも違うようで……。ふたりはやがて少し不思議な展開に巻き込まれながらも、食べたいものの正体を見つけることができるのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、親子の対話や記憶の共有を通じて、家族の絆や食べ物の思い出を深めるきっかけとなります。
物語の中で、子どもが自分の記憶を手繰り寄せる姿は、自分で考える力を育む教材として活用できます。また、食べ物をテーマにしているため、食育の一環として「食べ物の名前」や「味覚」について話し合う場も作れます。
読み聞かせ後には、「みんなの好きな食べ物は何?」と問いかけ、子どもたちの記憶や感情を引き出す活動から新しい発見が生まれるでしょう。