
【絵本】おばあちゃんが いなくなっても…
タイトル | 【絵本】おばあちゃんが いなくなっても… |
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著者 | ささきたづこ,フェレーナ・バルハウス,ルーシー・シャーレンベルク |
出版年月日 | 2010/09 |
判型 | A4変型判 |
ページ数 | 25ページ |
出版社 | あかね書房 |
対象年齢 | 小1,小2 |
ISBN | 9784251098467 |
内容説明
大切な人がいなくなっても、その存在はいつも心の中で生き続ける。季節のめぐりとともに、愛しい記憶がよみがえります。
リリーのおばあちゃんは、野原いっぱいに咲くタンポポを愛していました。おばあちゃんの誕生日には、必ずタンポポが顔を出すのだとか。しかし秋の終わり、おばあちゃんは天国へ旅立ちます。深い悲しみの中で、リリーは何も手につかなくなります。けれども春が訪れると、家の周りにたくさんのタンポポが咲き誇ります。それはまるで、風に乗って帰ってきたおばあちゃんのようでした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、大切な人との別れを経験した子どもたちの心に寄り添い、悲しみを癒すきっかけを与えてくれます。
リリーの体験を通じて「思い出は心の中で生き続ける」というメッセージを伝えられるため、死や別れについて話し合う導入教材として最適です。
絵本を読み終えた後、自然や季節の移り変わりと記憶のつながりについて話す時間を設けると、子どもたちが感情を整理しやすくなるでしょう。