
【絵本】鬼のうで
内容説明
渡辺綱が切り落とした鬼の腕。その腕を取り返そうとする鬼の執念が、物語を不気味に彩ります。
平安時代の京の羅生門を舞台に、鬼と武士が繰り広げる伝説の一幕を描いた絵本です。鬼の腕を奪われた鬼が、それを取り戻そうと渡辺綱に迫る緊迫の展開。昔から語り継がれてきた「羅生門の鬼退治」の物語を、鮮やかな挿絵とともに楽しむことができます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、日本の伝統的な物語を通じて「勇気」や「知恵」、そして「正義感」を学ぶ絶好の教材です。
平安時代の背景や鬼の存在について話すことで、歴史や文化への興味を引き出せます。また、鬼の行動や武士の選択について子どもたちと話し合い、考える力を育てましょう。
さらに、鮮やかな挿絵を見ながら、感受性や想像力を伸ばすこともできます。怖さの中にも学びと興味を引き出す一冊です。