
【絵本】チューリップ畑をつまさきで
内容説明
満月の夜、土の中で静かに春を待っていた二つの球根に、不思議な冒険が訪れます。
チューリップの球根の女の子、カオリとバナナは、美しい花を咲かせる日を夢見ていました。ところがある秋の夜、謎の生き物キューコンチョーにさらわれ、運命が分かれてしまいます。海を越える途中でジャワ島に落ちたバナナと、トルコの宮殿へ運ばれたカオリ。それぞれの旅の中で、チューリップが人々の心を温かくする秘密を知る物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、球根たちが冒険を通して成長する姿を描き、子どもたちに自然や植物の生命の大切さを教える教材として活用できます。
物語に登場する異国の地や文化も学べるため、地理や異文化理解の導入にもぴったりです。
また、友情や夢を追う大切さが描かれており、感情教育やコミュニケーション力を育む場面で読むのもおすすめです。