
【絵本】なめとこ山の熊
内容説明
人と熊、それぞれの命が交わる中で、やむを得ない選択が生む悲しみを描く物語。
生きるために熊を狩る名人の男は、山深くで熊たちと向き合いながら日々を過ごしていました。しかし、あるとき彼は、やむを得ず人を襲う熊と出会い命を落とします。熊と人間、それぞれの事情が交差する切ない物語が、賢治の名作をベースに、美しい組み木絵とともに語られます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、命の尊さや自然との共生について考えるきっかけを与えてくれます。
親子で読む際には、熊と人間の視点をそれぞれ想像し、どちらの立場にも理由があることを話し合ってみましょう。幼い子どもにも「命を大切にする」というテーマを優しく伝えられます。
また、保育や授業では、組み木絵の美しさを通じて自然の豊かさにも目を向けさせることができます。発表や感想文の題材としてもおすすめです。