
【絵本】ごんぎつね
内容説明
ひとりぼっちの子狐が抱く後悔と償いの物語。ごん狐の小さな行動は、どんな結末を迎えるのでしょうか。
山里に住むごん狐は、いたずらが大好きな子狐です。ある日、川で魚を捕っていた兵十のびくから、好奇心でうなぎを盗んでしまいます。しかし、その後、兵十の母が亡くなり、彼が一人きりになったことを知ります。あのうなぎがお母さんの最後の望みだったのではないかと胸を痛めたごんは、罪を償おうと栗やまつたけを兵十の家に毎日届けます。けれども、その想いが届くことはなく……。
知育や教材で活用する際のポイント
『ごん狐』は、共感や思いやりの心を育む教材として最適です。
子どもたちに、他者の気持ちを考える大切さや、自分の行動が他人に与える影響を学ばせるきっかけになります。
読み聞かせの後、「ごんの行動をどう思うか」「兵十の気持ちに気づくにはどうすればよかったか」を話し合いましょう。
また、自然や動物への関心を深める題材としても活用できます。