
【絵本】花をさかせたがらない小さなキャベツ
内容説明
キャベツの花を咲かせるために、おかあさんはどこまでも奮闘します。最後にたどり着いたのは、一体だれだったのでしょうか。
家の庭にあるキャベツに水をあげるよう頼まれた女の子、アントワネット。でも、彼女は「いやだよ」と拒否してしまいます。困ったおかあさんは、代わりに水やりをしてくれる誰かを探しに出かけます。子犬や木の枝、火や水など、次々にお願いしていくおかあさん。果たしてキャベツは花を咲かせることができるのでしょうか?フランスの昔話をもとに描かれた、ユーモアと優しさの詰まった一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「責任感」や「思いやり」を学ばせる絶好の教材です。アントワネットの「いやだよ」という態度を通じて、親や先生は子どもたちと一緒に、役割を果たすことの大切さを考えるきっかけをつくれます。
また、おかあさんのユーモラスな奮闘は、問題解決力や他者への依頼の仕方を学ぶ場にもなります。読み聞かせを通じて、子どもたちが自然と共感しやすい内容です。