
【絵本】わたしのいもうと
内容説明
妹が傷ついた理由を知ったとき、心に重く響く問いが生まれる。なぜ人は、他者を傷つけてしまうのだろう。
妹はいじめを受け、深く傷ついて学校へ行けなくなった。閉ざされた心の中で、彼女はどんな思いを抱えているのか。差別がどれほど人を追い詰めるのか、その現実を描きながら、物語は平和への願いを静かに問いかける。戦争もまた、こうした小さな差別から生まれるのではないだろうかと考えさせられる一冊。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、いじめや差別が与える心の痛みについて深く考えさせられる内容です。
子育てや教育現場では、子どもたちに「他者を思いやる心」を育むきっかけとなるでしょう。物語を通じて、相手の立場に立って考える大切さを伝えることができます。
また、平和や共生について話し合う場を設けることで、身近な問題から社会全体の課題を考える力が養われます。