
【絵本】静御前
内容説明
義経への深い愛が、静の運命を大きく動かしていきます。美しくも切ない彼女の物語が胸に響きます。
源義経に恋心を捧げる静御前。数々の功績を挙げた義経は、兄の頼朝に疎まれるようになり、静とともに都を離れることを決意します。しかし、逃亡の途中で静は捕らえられ、鎌倉へと送られてしまいます。義経を想い続ける彼女の強さと静かに流れる時の中で、ふたりの行く末はどのように描かれるのでしょうか。切ない運命に翻弄される二人の姿が鮮やかに描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、歴史的背景を通じて「愛」「強さ」「運命」という普遍的なテーマを子どもたちに伝えるのに適しています。
義経と静御前の物語を読むことで、感情表現や他者を思いやる心の大切さを学ぶ機会になります。また、歴史に興味を持つきっかけにもなります。
読み聞かせの後には、子どもたちと感想を話し合ったり、登場人物の気持ちを一緒に考えることで、豊かな心を育む教材として活用できます。