
【絵本】ねえ、おぼえてる?
内容説明
暗い部屋の中、ぽつりぽつりと交わされる母と子の言葉。思い出が静かに息づいている。
夜の静けさに包まれたベッドで、母と子が語り合います。「覚えてる? パパと3人で野原で過ごしたあの時間を」。そこには、喜びや切なさが詰まった思い出が広がります。やがて朝日が差し込み、新しい一歩を踏み出そうとする2人の姿が描かれます。自分自身の幼少期をもとに、作者が丁寧に紡いだ心に響く物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、親子の対話や思い出を大切にする心を育む教材として最適です。
夜の静かな時間、母と子が語り合う場面は、親子の絆を深める大切さを伝えます。読み聞かせの際には、絵本のストーリーに親自身の思い出を重ね、子どもと会話を楽しむきっかけにしましょう。
また、子どもたちに「自分の大切な思い出」を考えさせることで、感情を言葉にする力や自己表現力を育むことができます。保育や家庭で活用することで、親子間やクラス内での温かいコミュニケーションが広がるでしょう。