
【絵本】どうぶつみずそうどう
内容説明
水をめぐる争いが、村に住む動物たちの間で大きな問題に。解決のカギを握るのは、あるカエルのひらめきでした。
ダルマガエルのとうきちやイシガメのがんじいは、川から引いた水を使って田んぼを育てていました。しかし、イタチのおりょうやカニのもくずは水が届かず、不満を抱いていました。ついには水路を勝手に変えてしまい、争いが激化。そんな中、とうきちは水を運ぶ途中で妙案を思いつきます。それはみんなで水を平等に分ける仕組みをつくること。動物たちが協力して完成させたものとは……?円筒分水をヒントに、自然や共存の大切さを描いた物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「水の平等な分け方」を通じて、自然資源の大切さや共存の重要性を学ぶことができます。
子どもたちは動物たちの視点を通して、トラブルの背景や解決策を考える力を育むことができます。また、円筒分水という仕組みを知ることで、科学や仕組みへの興味を引き出せます。
読み聞かせ後には、水の大切さや協力の意義について話し合う時間を設けると、さらに深い学びが得られるでしょう。