
【絵本】わたしのゆたんぽ
内容説明
ゆたんぽが逃げ出した夜、女の子の心はどこかぽっかりと寒くなりました。彼女とゆたんぽの不思議な関係は、果たしてどうなるのでしょう。
女の子は、自分のゆたんぽが大のお気に入り。けれども、冷たい足を押しつけられることが苦手なゆたんぽは、日に日に不満を募らせていきます。そして、とうとう耐えきれなくなったゆたんぽは、ある夜布団から逃げ出してしまうのです!思いがけない展開の中で、女の子とゆたんぽの物語はどのように進んでいくのでしょうか。暖かくてちょっぴり切ない、心に残るお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、物の気持ちを想像する力や、相手を思いやる心を育む教材として活用できます。
女の子とゆたんぽの関係を通じて、子どもたちは「感じ方の違い」や「思いやり」について学ぶことができます。読み聞かせの後、「ゆたんぽの気持ちはどうだったかな?」と問いかけると、子どもたちの想像力を引き出せます。
また、心が「ぽっかり寒くなる」という表現を通じて、自分の感情を言葉で表現する練習にもつながります。