
【絵本】あくまとけしのみ
内容説明
真夜中、教会の鐘が鳴るとき、不思議な冒険が始まる。果たして、その先に待つのは——?
おじいちゃんから聞いた「あくまを呼び出す方法」に興味を持ったぼくは、夜中にこっそり家を抜け出して教会へ向かう。言われた通り、3本足のいすに乗り12時を待つと、本当にあくまが現れた! けれど、そのあくまは泣きながらけしのみをねだる、どこかおかしなやつだった。ぼくは彼にもっと喜ぶものを見せようと、特別な場所へ案内することに。あくまとぼくの奇妙で楽しいひとときを描いた、中欧の伝統に彩られた物語。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は冒険心や好奇心を刺激しながら、想像力を豊かに育む物語です。子どもたちに「怖いもの」と「新しいもの」への向き合い方を自然に学ばせることができます。
また、主人公とあくまの交流を通じて、多様な価値観や思いやりの大切さを教えるきっかけにもなります。読後には「もし自分だったらどうする?」と問いかけ、子どもたちの考えを引き出してみましょう。