
【絵本】うちにパンダがいるよ
内容説明
かなちゃんの家には、秘密があるかもしれません。それは、夜にだけ起こる小さなふしぎな出来事。
北国に住む5歳の女の子、かなちゃんは、大好きなパンダのぬいぐるみ「パンパン」といつも一緒。ある雪の日、かなちゃんは大きな雪だるまを作り、赤いマフラーを巻いてあげました。その夜、窓をたたく音がして、パンパンがカーテンを開けると、外にはあの雪だるまが。「お話ししようよ」と誘われ、パンパンと雪だるまは暖かい部屋で楽しい時間を過ごします。翌朝、床に赤いマフラーが落ちていて、かなちゃんは不思議そう。「これ、雪だるまに巻いてあげたのに…?」静かな夜に起きた小さな秘密のお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの想像力を育む絶好の教材です。「夜にだけ起こる小さなふしぎ」という設定が、子どもたちの好奇心を刺激し、自由な発想を引き出します。
親や先生は、読み聞かせの後に「もし自分の家にも秘密があったら?」などと問いかけることで、子どもの創造力や表現力を伸ばせます。
また、雪だるまや赤いマフラーといった冬の要素を通じて、季節感や自然との関わりについて話し合うきっかけにもなります。