
【絵本】ねこのニャンルー
内容説明
森の中で、大切な人たちと紡ぐ時間が、ニャンルーに新しい喜びを教えてくれます。
コナラの木の下にある家で、ニャンルーは家族と暮らしています。ある日、釣った魚をおばあちゃんに届けると、編み物をしているおばあちゃんに出会います。ニャンルーも編み物をしてみたいと言うと、おばあちゃんは大切にしまっていたおじいちゃんの青いセーターを取り出します。その毛糸をほどき、お湯で洗って干し、巻き直してから、ニャンルーはおばあちゃんと一緒にマフラー作りを始めます。おじいちゃんの思い出を込めた毛糸で、長いマフラーを編む日々は、家族のつながりや手作りの楽しさを教えてくれます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、家族の絆や思い出を大切にすることを自然に学べる内容です。子どもたちに「物を大切にする心」と「共に作る喜び」を伝える教材として活用できます。
また、編み物を通じて手先の器用さや集中力を育むきっかけにもなります。親子やクラスで実際に簡単な手作り活動を取り入れると、さらに学びが深まるでしょう。