【絵本】フェドーラばあさんおおよわり

内容説明

フェドーラばあさんの家では、ある日、驚くような出来事が起こります。物たちがついに声を上げたのです。

長い間ひどい扱いを受けていた鍋やポット、椅子などの道具たちが、ある日ついに家を出ていくことを決意します。ほこりだらけで放置される日々に耐えかねた彼らが、次々とフェドーラのもとを去る姿は、ユーモアに満ちた描写で描かれています。ロシアらしい風刺とユーモアが光る、心に残る物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、物を大切にする心を育む教材として最適です。子どもたちは、鍋や椅子など日常の物たちが声を持ち、不満を伝える姿を通じて、物にも心があるように感じる経験を得られるでしょう。

また、ユーモアたっぷりの描写は、楽しみながら物語に引き込まれ、道具との関わり方や感謝の気持ちについて自然に学べます。

親子やクラスでの読み聞かせに活用し、読み終えた後に「身の回りの物をもっと大事にするには？」と話し合うことで、子どもたちの考える力も育てられます。