【絵本】てぶくろがいっぱい

内容説明

片方だけの手袋が、こんなにも物語を広げるなんて。心がぽかぽか温まるひとときが待っています。

ふたごの子どもたちが片方だけの手袋をなくしてしまったある日、不思議なことに次々と誰かが落とした手袋が届けられるようになります。増えていく手袋を前に、ふたごはどうすればいいのか悩みますが、そこには思いやりや温かさが詰まった物語が隠れていました。読んだあとにほっとする、優しさあふれる絵本です。

この絵本は、思いやりや優しさを学ぶ絶好の教材です。

片方だけの手袋という身近なテーマから、子どもたちに「誰かのために何ができるか」を考えさせるきっかけを与えます。読み聞かせの後に、「もし自分だったらどうする？」と問いかけることで、創造力や共感力を育むことができます。

また、登場する双子の葛藤を通じて「自分の気持ち」と「相手の気持ち」を理解する大切さも学べます。年齢に応じて内容を話し合うことで、思いやりの心や社会性を深める時間を作りましょう。