
【絵本】ねこぼん
内容説明
夏の夜、ねこたちだけが知る秘密の島で、特別な時間が流れます。
湖の中央に浮かぶ小さな島は「ねこのしま」。夏の満月の夜、ねこたちはご先祖さまを迎えるため、みんなで集まり盆おどりをします。湖の向こうからたくさんのご先祖さまたちがやってきて、久しぶりの再会を喜び合うのです。月明かりの下で始まる踊りには、大人も子どもも赤ちゃんも参加し、夜明けまで賑やかに続きます。関西弁の温かい言葉と力強い絵で、ねこたちの夏の風景が鮮やかに描かれています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、日本の伝統文化や季節行事を楽しく学べる教材として最適です。
「ねこのしま」で描かれる盆おどりは、ご先祖さまを迎え入れる大切な行事。子どもたちに親しみやすいねこたちの姿を通して、自然と日本の文化や家族のつながりについて考えるきっかけになります。
また、関西弁の温かい言葉遣いは、地域の方言に興味を持たせたり、言葉の多様性を伝える教材としても活用できます。