
【絵本】くろいの
内容説明
ある日、見えない誰かと出会ったら、あなたはどうしますか?女の子と"くろいの"が織りなす、不思議で温かい物語。
いつもの帰り道、女の子は誰にも気づかれない小さな生きものを見つけます。それは"くろいの"と呼ばれる不思議な存在。黙って見守るだけだった彼女が勇気を出して声をかけると、くろいのはそっと歩き出し、彼女を自分の家へ案内します。そこで待っていたのは、光るきのこや苔が広がる幻想的な空間。遊び、眠り、夢を見て、たくさんの時間を一緒に過ごした彼女は、帰り際に一輪の花を受け取りました。その帰り道、父親と出会い、心温まるひとときが締めくくられます。ひとりぼっちの心にそっと寄り添う絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの「想像力」や「共感力」を育むのに最適です。"くろいの"という不思議な存在を通じて、出会いや関わり方の大切さを自然に学べます。
また、幻想的な描写は感性を刺激し、物語の中で心が温まる経験ができます。読み聞かせでは、感情表現を工夫し、子どもたちの質問や感想に耳を傾けると、理解が深まります。