
【絵本】ぞうはどこへいった?
内容説明
広がる草原にたたずむ一頭のぞう。その後ろから近づく車の音が、不穏な空気を漂わせます。何かが起こりそうな気配です。
アフリカの草原を舞台にした物語。のんびりと立つぞうの背後に、黒く塗られた車やトラックがゆっくりと近づいてきます。何か嫌なことが起こるのでは、と不安な予感が胸をよぎる場面から、物語は展開していきます。ぞうに何が待ち受けているのか、ページをめくるたびに緊張感が高まります。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、アフリカの草原を舞台にした緊張感のある物語を通じて、自然や動物と人間の関わりについて考えるきっかけを与えます。
子どもたちには、ぞうの視点に立って物語を想像させたり、車の登場が何を意味するのか話し合うことで、推察力や感受性を育むことができます。
また、環境問題や動物保護について簡単に話題を広げることで、自然や命の大切さを教える教材としても活用できます。