【絵本】じょうろさん

内容説明

庭の片隅でひっそりと眠るじょうろさん。そこに訪れた小さなみみずとの出会いが、忘れられた時間をそっと動かし始めます。

長い間使われず穴があいたじょうろさんは、庭の隅で忘れられていました。そんなある日、みみずが現れて「中にたまった葉っぱを食べてもいい？」と声をかけます。静かな庭での小さな交流が、じょうろさんに新たな役割を与えていきます。誰かに必要とされる喜びを描いた、心温まる物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、「役割」や「必要とされる喜び」をテーマにしており、子どもたちに自己肯定感を育むのに最適です。

じょうろさんとみみずの交流を通して、誰かに頼られることの大切さや、互いに助け合う関係性を学ぶきっかけとなります。

読み聞かせ後には、「じょうろさんはどう感じたかな？」と問いかけ、子どもたち自身の気持ちや経験と結びつけて考える時間をつくりましょう。