【絵本】島ひきおに
| タイトル | 【絵本】島ひきおに |
|---|---|
| 著者 | 山下明生(やましたはるお),梶山俊夫 |
| 出版年月日 | 1973/02 |
| 判型 | |
| ページ数 | 32ページ |
| 出版社 | 偕成社 |
| 対象年齢 | 5歳 |
| ISBN | 9784033300207 |
内容説明
ひとりぼっちの鬼が、人間とともに暮らしたいと願う物語です。けれど、その願いは簡単には叶いません。
鬼は、自分の住む島を引っぱって人間たちの村へやってきます。人と仲良くなりたい一心で近づいたのに、村人たちは怖がって逃げてしまいます。誰とも遊べず、寂しさを抱えた鬼は、再び島を引いて旅に出ます。その先に鬼が見つけるものとは何でしょうか。人と鬼の孤独と優しさが交差する、心に響くお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本を知育や教材として活用する際のポイントは、「他者への共感」と「多様性の理解」を育むことです。
鬼が人間に受け入れられたいと願い、孤独や優しさを体験する姿を通して、子どもたちが相手の立場を考えるきっかけになります。また、異なる存在を怖がる村人たちの行動について話し合うことで、多様性を大切にする心を学べます。
読後に「鬼の気持ち」や「村人がどうすれば良かったか」を話し合う時間を作ると、子どもたちの考える力も育まれるでしょう。
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