【絵本】どうしてこわいの？

内容説明

暗闇の中で、心に浮かぶ「こわい」という感情。その理由を探してみたら、どんな景色が見えるのでしょうか。

激しい雷の後、停電で家中が真っ暗になると、マックスはお父さんに尋ねます。「お父さん、怖いと思ったことある？」お父さんは、誰もが抱える「こわい」について語り始めます。知らないことに対する不安や、自由が怖く感じる瞬間、強がりで隠す「こわい」など。その話を通じて、マックスは「こわい」を受け入れるきっかけを見つけます。お父さんの言葉から、恐怖心をどう向き合うかを考えさせられる一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもたちが感じる「こわい」という感情を理解し、向き合う力を育む教材として最適です。

親や先生は、物語を読み聞かせながら、子どもたちに「なぜ怖いと感じるのか」を一緒に考える時間を作りましょう。その過程で、子どもが自分の感情を言葉にする練習にもなります。

また、お父さんの話を通じて「怖いのは悪いことではない」と伝えることで、安心感を与え、自己肯定感を育む機会にもなります。