【絵本】かぜはどこへいくの

内容説明

風はどこから来て、どこへ行くのだろう――。そんな疑問が広がる物語は、自然への想像力をかきたてます。

夜、子どもが気になる質問を母親に投げかけると、母は穏やかな声で自然の営みについて語り始めます。風は空を巡り、世界を抱く存在。その広がりをやさしく示す母と、静かに耳を傾ける子どもとの対話が心温まります。繊細な鉛筆画が言葉の世界をさらに豊かに広げ、読む人の心をそっと包む一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもの「なぜ？」に寄り添う親子の対話を描き、自然への興味を育む教材として最適です。

風をテーマにした物語は、子どもの想像力を刺激し、「自然はどう動いているの？」といった新たな疑問を引き出します。

親や教師は、絵本を読み聞かせながら、子どもたちと自然について話し合う時間をつくることで、感受性や探究心を深められるでしょう。