
【絵本】ゆきひらの話
内容説明
小さなゆきひら鍋が、優しい気持ちで動き出します。おばあさんを元気づけたいという思いが、温かい物語を生み出します。
病気のおばあさんを元気づけるために、ゆきひら鍋のゆきひらくんが大活躍します。思いやりいっぱいの彼は、リンゴを甘く煮込んでおばあさんをなぐさめようとします。安房直子の名作が、田中清代の絵と共にやさしい世界を描き出します。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、思いやりや優しさの大切さを子どもたちに伝える絶好の教材です。主人公のゆきひらくんが、おばあさんを元気づけようとする姿は、相手を思う心や行動する勇気を学ぶ良いきっかけになります。
読み聞かせでは、子どもたちと「誰かを助けたり喜ばせるために、自分なら何をする?」と話し合うと、想像力や共感力を育むことができるでしょう。
また、リンゴを煮込む場面を通じて、食べ物の温かさや家庭的な愛情についても考えさせることができます。絵や物語の優しい雰囲気が、子どもたちの心を温めてくれる一冊です。