
【絵本】にんぎょひめ
内容説明
海の底に響く静かな願い。人魚姫の思いは、果たしてどこへ届くのでしょうか。
深い海の世界に暮らす人魚姫は、ある日人間の王子に恋をします。彼のそばにいたいと願うあまり、人魚である自分を捨てる決意をします。しかし、その愛の行方は切なくも儚いものでした。曽野綾子が紡ぐ繊細な言葉と、岩崎ちひろの美しい挿絵が融合し、永遠のテーマである愛と犠牲を描き出します。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「愛」と「犠牲」という深いテーマを扱っていますが、子どもたちにもわかりやすい形で描かれています。読後に、人魚姫の選択や思いについて話し合うことで、感情や価値観について考えるきっかけを作れます。
また、美しい挿絵を通じて、海の世界や登場人物への想像力を育むことができます。絵を見ながら、物語の場面を自由に想像させたり、感情を言葉にする練習にも活用可能です。