
【絵本】からたちばやしのてんとうむし
内容説明
からたち林に住むてんとうむしの物語が、ひとつの小さな世界を通じて私たちに問いかけます。あなたなら、どうするでしょうか。
この林にいる二十八星てんとうむしは、欲張りで威張り散らす性格から、周りの仲間たちを困らせてばかり。物語を通じて、そんな彼がどんな結末を迎えるのかが描かれています。作者が得意とする寓話的な語り口が、虫たちの世界を通して、欲や自己中心的な振る舞いについての深いメッセージを届けます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、欲張りで自己中心的な行動が周囲に与える影響を、二十八星てんとうむしの物語を通じて描いています。
子どもたちに読み聞かせる際には、登場人物たちの気持ちや行動を一緒に考えることで、共感力や倫理観を育むきっかけにできます。「あなたならどうする?」と問いかける場面では、自分の意見を言葉にする練習にもなります。
また、物語の結末を通じて、協力や思いやりの大切さについて話し合い、日常生活への応用を考える時間を作ると良いでしょう。