【絵本】いっぽんのせんとマヌエル ピクニックのひ

内容説明

線をたどることで世界を感じるマヌエルが、外の世界で新たな発見に出会います。家族と過ごす特別な一日が、優しく描かれています。

自閉症の男の子、マヌエルは線をたどることが大好きです。前作では学校と家を線で結びましたが、今回は家族と一緒にピクニックへ。外の世界に興味を持ち始めたマヌエルは、自然の中でさまざまな生き物や風景に出会い、少しずつ新しい世界を感じ取ります。シンプルな言葉と絵、そしてピクトグラムが、彼の視点をやさしく伝えます。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、自閉症の理解を深める教材として活用できます。主人公のマヌエルが「線」を通じて世界を感じる姿は、子どもたちが他者の視点を想像するきっかけになります。

ピクトグラムやシンプルな表現は、小さな子どもでも直感的に理解しやすく、感性を育む助けとなります。また、家族との交流が描かれているため、親子で読むことで共感や対話が生まれます。

さらに、自然の中での発見は、外の世界に目を向ける大切さを伝え、保育や学習活動の導入にも最適です。