
【絵本】大きな機関車たち
タイトル | 【絵本】大きな機関車たち |
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著者 | ウィルバート・オードリー,ガンバー&ピーター・エドワーズ,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 57ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168721 |
内容説明
小さな双子の機関車、ビルとベンは、とにかくいたずらが大好き。彼らは、いつも大きな機関車たちをからかっては困らせてばかりいます。そんな二人の冒険や騒動が楽しく描かれています。
この本は、「きかんしゃトーマス」の原点ともいえる「汽車のえほん」シリーズの新装版です。収録されているのは、『ビルとベン』『みつばちとジェームス』『ゴードンのいのちびろい』『エドワードのはなれわざ』の4つの物語。それぞれ個性豊かな機関車たちが繰り広げる、心温まるストーリーが詰まっています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが楽しみながら社会性や感情の発達を学ぶのにピッタリな教材です。主人公であるビルとベンのいたずら好きな性格や、他の機関車たちとの交流を通じて、友達との関わり方や他者への配慮の大切さを自然と学ぶことができます。特に、物語の中で起こる騒動や問題解決の過程は、子どもたちに「失敗から学ぶ大切さ」を伝える機会として活用できます。
また、登場するキャラクターたちが各々異なる個性を持っている点も、この絵本が魅力的な理由です。例えば、ゴードンの威厳やエドワードの優しさなど、それぞれの性格がはっきりと描かれており、子どもたちが「違いを認めること」や「自分らしさを大切にすること」を学ぶきっかけにもなります。さらに、絵本を読み聞かせながら登場キャラクターの心情について話し合うことで、感情理解や表現力を育むことが期待できます。
加えて、物語が短編形式で構成されているため、集中力が続きにくい年齢の子どもたちにも無理なく取り組むことができます。保育園や幼稚園での読み聞かせタイムや、小学生の読解力や想像力を育む授業の導入としても最適です。この絵本を活用しながら、物語の楽しさとともに大切な学びを提供してみてはいかがでしょうか。