
【絵本】小さな機関車たち
タイトル | 【絵本】小さな機関車たち |
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著者 | ウィルバート・オードリー,ガンバー&ピーター・エドワーズ,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 57ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168738 |
内容説明
ふとっちょの局長が新たに「ちんまり鉄道」を作り、小さな機関車たちが活躍する舞台が生まれました。この鉄道では、レックスやバートといった小さな機関車たちが一生懸命働いています。
「汽車のえほん」シリーズの原点でもあるこの物語は、新装版として登場。収録されているのは、『線路のじゃり』『目には目を』『マイクの汽笛』『やくにたつ鉄道』の4つのエピソードです。小さな機関車たちが繰り広げる楽しい物語が詰まった一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
「ちんまり鉄道」を舞台にしたこの絵本は、子どもたちが物語を楽しむだけでなく、知育や教材としても大変役立つ内容です。小さな機関車たちが困難を乗り越えながら頑張る姿や、仲間たちと協力するシーンは、子どもたちにチームワークや問題解決の大切さを自然に学ばせる機会を提供します。また、それぞれのエピソードに登場するチャレンジや出来事は、想像力を刺激し、状況を分析する力を育む助けとなります。
例えば、『線路のじゃり』では、機関車たちが予想外の問題に直面し、工夫して対応する姿が描かれています。これを通じて、試行錯誤の重要性や、失敗を恐れずに挑戦する心を教えることができます。また、『マイクの汽笛』では、自分の役割を全うすることの意義や、他者を思いやる気持ちについて考えるきっかけを提供します。こうした物語を通じて、読後に子どもたちと一緒に感想を話し合う時間を設けることで、コミュニケーション能力や自己表現力も育まれるでしょう。
さらに、登場する小さな機関車たちは、子どもたちが親近感を持ちやすいキャラクターです。親や先生が一緒に読み聞かせをすることで、物語をより深く楽しみながら、子どもたちに生きる上での貴重な価値観や教訓を伝えることができます。この絵本は、楽しさと学びを両立させた素晴らしい教材として活用できる一冊です。