
【絵本】機関車のぼうけん
タイトル | 【絵本】機関車のぼうけん |
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著者 | ウィルバート・オードリー,ガンバー&ピーター・エドワーズ,桑原 三郎・清水 周裕 |
出版年月日 | 2010/12 |
判型 | A6変型判 |
ページ数 | 57ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 3歳,4歳,5歳,6歳,小1,小2,小3,小4 |
ISBN | 9784591120279 |
内容説明
ゴードンとそっくりな機関車、フライング・スコッツマンがやってきました。
そんな中、ヘンリーはなぜか不機嫌な様子。彼の気持ちに何があったのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに感情やコミュニケーションについて学ばせる絶好の機会を提供してくれます。「ゴードンとそっくりな機関車、フライング・スコッツマン」が登場することで、ヘンリーが不機嫌になる様子は、子どもたちが日常生活で感じる嫉妬や不安といった感情と重なる部分があります。この物語を通じて、大人は子どもたちに「なぜヘンリーは不機嫌だったのか?」を問いかけ、感情の背景を想像する練習をさせることができます。また、絵本のキャラクターたちがどのように問題を解決していくのかを一緒に読み解くことで、子どもたちに適切な感情表現や問題解決の方法を教えることができます。
さらに、物語に登場するキャラクターたちの違いや個性について話し合うことで、子どもたちに多様性や他者の立場を理解する力を育むことも可能です。ヘンリーの立場や気持ちに共感することはもちろん、フライング・スコッツマンや他のキャラクターの行動にも目を向けることで、全体の視点を持つことの大切さを伝えることができます。この絵本を教材として活用する際は、感情や行動について子どもたちと対話する時間をしっかりと設け、物語の中で得られる教訓を生活の中でどう活かせるかを一緒に考えることがポイントです。