
【絵本】わにのバンポ
内容説明
わにのバンポは、いつも歯のおそうじをしてくれるなかよしのチドリと仲良く暮らしていました。ところがある日、うっかりそのチドリを飲み込んでしまいます。
困り果てたバンポは、どうすればいいのかを知るためにものしりのオウムを訪ねることにしました。果たしてバンポは大切な友だちを助けることができるのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本「わにのバンポ」は、友情や問題解決の重要性を楽しく学べる内容が魅力です。まず、この物語は友だちを大切にする心や、予期せぬトラブルにどう向き合うかを考えるきっかけを子どもたちに与えてくれます。チドリを飲み込んでしまったバンポの行動は、子どもたちにとって身近な「うっかりミス」に通じるものがあり、その後のバンポの行動を通して、ミスをした際に何をすべきかを学ぶことができます。
また、登場する「ものしりのオウム」は、問題解決のために知恵を借りる重要性を教えてくれます。これは困ったときに親や先生、大人に相談するという行動の重要さを、子どもたちが自然に理解できる場面です。さらに、バンポが友だちのために行動を起こす姿は、思いやりや責任感を育むきっかけに繋がります。
この絵本を活用する際には、読み聞かせの後に「もし自分がバンポだったらどうする?」と問いかけ、子どもたち自身に考えさせる時間を作ると効果的です。また、友だちや家族との関係を振り返る話題にも繋げられます。短いストーリーの中にたくさんの学びが詰まったこの絵本は、知育や道徳教育にぴったりの教材と言えるでしょう。