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BOOK

【絵本】わたししんじてるの

タイトル 【絵本】わたししんじてるの
著者
出版年月日 2011/06
判型 A4変型判
ページ数 40ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591124611

内容説明

トリケラトプスの子ども、リケラは、洞窟に閉じ込められてしまった両親を助けるために旅に出ます。力持ちの恐竜たちに助けを求め、サイカニア、パキケファロサウルス、アナトティタン、スティラコサウルスが協力して岩を動かそうとしますが、どれだけ頑張っても岩はびくともしません。

困り果てたリケラは、最後の手段として、みんなが恐れるティラノサウルスに助けを求めることを決心します。最初、ティラノサウルスはリケラを捕まえて食べようと考えますが、ひたむきに自分を信じて見つめるリケラの姿に心を動かされ、次第に優しい気持ちが芽生えていきます。

大人気「ティラノサウルス」シリーズの第10巻となる本作は、リケラの勇気と信じる心が織りなす感動の物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、困難に立ち向かう勇気や他者を信じる大切さを子どもたちに教える素晴らしい教材です。主人公リケラが洞窟に閉じ込められた両親を助けるため、さまざまな恐竜たちに協力を求めて奮闘する姿は、子どもたちに「諦めない心」を自然に伝えるきっかけになります。また、リケラが最後にティラノサウルスという怖い存在に助けを求める場面は、相手を信じることの勇気や、思いやりがもたらす変化を学ぶ貴重なエピソードです。

保育や授業の中では、この絵本を読み聞かせた後に「困ったときに誰に助けを求める?」や「怖いと思っていた人が実は優しかった経験はある?」といった問いかけをすることで、子どもたちが自分の体験と物語を結びつけて考える時間を持てます。また、恐竜たちが協力して岩を動かそうとするシーンは、チームワークや助け合いの重要性を話し合う場として活用できます。

さらに、リケラのような小さな存在が大きな困難に挑む姿は、子どもたちに「自分にもできる」という自己肯定感を育むチャンスです。読み聞かせの際には、リケラの表情や周りの恐竜たちの気持ちに注目しながら進めると、より深い感情理解を促せるでしょう。子どもたちが物語を通じて自分自身の可能性を信じる力を養う貴重な一冊です。