
【絵本】よわむしハリー
内容説明
ハリーは何にでも怖がってしまう臆病な猫。友だちからは「よわむしねこ」と呼ばれてしまうほどだ。
そんなハリーが、ある日サーカスを見に行くことに。そこで彼にどんな出来事が待っているのだろう?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、臆病な猫ハリーがサーカスに出かけるという物語を通じて、子どもたちに勇気や自己成長の大切さを伝える内容になっています。子育てや教育の場で活用する際には、まず子どもたちと一緒に「怖がる気持ち」について話し合い、自分の中にある不安や恐れを素直に認めることの大切さを伝えるきっかけにできます。
また、ハリーがサーカスでどんな出来事を体験し、どのように変わっていくのかに注目しながら読み進めることで、困難に直面したときの対処法や成長する喜びを感じ取れるでしょう。読み終わった後には、子どもたち自身が体験した「怖いけれど頑張ったこと」や「挑戦して乗り越えたこと」を振り返る時間を作るのも効果的です。
さらに、この絵本は友だちとの関係性についても考える素材として使えます。「よわむしねこ」と呼ばれていたハリーが、どのようにして自信を持ち、周囲の見方が変わっていくのかを話し合うことで、相手を思いやる心や、優しさをもって接することの重要性を教える機会となるでしょう。こうしたテーマは、保育園や小学校での道徳教育にも役立ちます。