
【絵本】ゆっくり いそいで
内容説明
ジャングルに暮らすナマケモノの兄弟が、ある日、自分たちの夢を追いかけることを決意します。
彼らの目指す場所は、樹上から広がる果てしない空。その空に向かって、ゆっくりと、でも確かに急ぎながら、冒険の旅に出かけます。
そんな兄弟の姿を描いた物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、夢や目標を持つことの大切さと、それに向かって努力する姿勢を子どもたちに伝える素晴らしい教材です。ナマケモノの兄弟がゆっくりと冒険を進める様子は、子どもたちに「急がなくてもいい、自分のペースで進めばいい」というメッセージを伝えます。また、目標に向かって行動するプロセスそのものが、成長や達成感につながることを学べるでしょう。
読み聞かせをする際は、兄弟が挑戦する姿を通じて、子どもたち自身の「やってみたいこと」を話し合う時間を設けるのがおすすめです。「君の夢は何かな?」「その夢を叶えるために、どんなことができるかな?」といった問いかけをすることで、子どもたちの自己理解や行動への意欲を引き出せます。
また、物語の中で兄弟が直面する困難や選択を一緒に考えることで、問題解決力や共感力を育てることも可能です。特に、兄弟が協力しながら目標に向かう姿勢は、友達や家族との関わり方を考えるきっかけにもなります。この絵本は、楽しさだけでなく、子どもたちの心の成長をサポートする重要なツールとして活用できるでしょう。