
【絵本】やっかいな機関車
タイトル | 【絵本】やっかいな機関車 |
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著者 | ウィルバート・オードリー,レジナルド・ダルビー,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 63ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168561 |
内容説明
ゴードンたちが巻き起こすさまざまな騒動を描いた楽しい物語です。この絵本では、愛らしいキャラクターたちが繰り広げるエピソードがぎゅっと詰まっています。そして、このシリーズで初めてパーシーが登場し、物語に新たな彩りを加えています。
「きかんしゃトーマス」の原点ともいえる「汽車のえほん」シリーズの1冊で、個性豊かな機関車たちの姿が魅力的に描かれています。本書には、『ヘンリーとサーカスのぞう』や『炭水車と転車台』といったタイトルを含め、4つの物語が収録されています。
また、『やっかいな3だいの機関車』や『パーシーのしっぱい』といったエピソードも楽しめ、機関車たちのユーモアあふれる冒険がたっぷり楽しめる一冊です。愉快なトラブルと心温まるストーリーが、読者を引き込んでくれるでしょう。
知育や教材で活用する際のポイント
「きかんしゃトーマス」の原点である「汽車のえほん」シリーズは、子どもたちにとって楽しみながら学べる素晴らしい教材です。本書では、ゴードンやパーシーといった個性豊かなキャラクターたちが繰り広げるエピソードを通じて、友情や協力、失敗から学ぶ大切さを自然に伝えることができます。物語にはユーモアと心温まる要素が詰まっており、子どもたちの興味を引きつけながら自己成長を促すきっかけとなるでしょう。
特に、『パーシーのしっぱい』や『やっかいな3だいの機関車』といったエピソードは、失敗やトラブルを経験しながらも、最終的に解決策を見つけたり成長したりする姿を描いています。これらは、子どもたちに「失敗は学びの一部」という前向きなメッセージを伝えるのに役立ちます。また、物語に登場するキャラクターの違った個性や行動を観察することで、相手の立場を理解する力や共感力も育むことができます。
さらに、保育や授業の場では、物語の内容を基にしたディスカッションや絵を描くアクティビティを取り入れると効果的です。たとえば、好きなキャラクターを選んでその理由を話したり、物語の続きを想像して描かせたりすることで、創造力や表現力を伸ばすことができます。この絵本は、物語を楽しむだけでなく、子どもたちの心やスキルを育てていくための多様な可能性を秘めた一冊です。