
【絵本】ミーノのおつかい
内容説明
ねこのミーノは、体調を崩したミケノロスじいさんから、「魚屋へおつかいを頼むよ」とお願いされます。
でも、ミーノはお魚が大好き!魚屋さんに行く途中で、食べたい気持ちがどんどん膨らみます。
果たしてミーノは、自分の欲望に打ち勝って、無事におつかいを終えることができるのでしょうか?
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「自己制御」や「責任感」を楽しく学ばせるのに最適な教材です。主人公のミーノが大好きな魚を前に、自分の欲望と向き合いながらおつかいを果たそうとする姿は、子どもたちが日常生活で経験する「やりたいこと」と「やらなければならないこと」の葛藤に通じます。ストーリーを通じて、約束を守ることの大切さや、誘惑に負けずに目標を達成する達成感を感じる機会を提供できます。
親や先生は、読み聞かせながら「ミーノならどうするかな?」「もし自分だったらどうする?」と、子どもたちに問いかけることで、考える力を育むことができます。また、絵本終了後には、「おつかいを頼まれたらどうする?」など具体的な日常場面に置き換えて話し合うことで、子どもたちが自分の行動を振り返ったり、想像力を広げたりするきっかけを作れます。
さらに、ミーノのかわいらしいイラストと心の動きがしっかり描かれたストーリーは、共感を呼び、子どもたちが楽しみながら学べる要素が満載です。ぜひ、親子のコミュニケーションやクラスでの道徳教育の一環として活用し、感情や行動のコントロールについて話し合う場を作りましょう。