
【絵本】みどりの機関車ヘンリー
タイトル | 【絵本】みどりの機関車ヘンリー |
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著者 | ウィルバート・オードリー,レジナルド・ダルビー,桑原 三郎,清水 周裕 |
出版年月日 | 2020/12 |
判型 | A5変型判 |
ページ数 | 63ページ |
出版社 | ポプラ社 |
対象年齢 | 2歳,3歳,4歳,5歳 |
ISBN | 9784591168578 |
内容説明
「みどりの機関車ヘンリー」は、5つのエピソードを通して、機関車たちの個性あふれる活躍を描いた絵本です。この巻から機関車に番号が付けられ、シリーズの基盤が形作られました。物語の中では、ヘンリーがくしゃみでいたずらっ子を懲らしめるユーモラスな「ヘンリーのくしゃみ」をはじめ、さまざまなエピソードが展開されます。
収録された話には、ヘンリーに焦点を当てた「ヘンリーと石炭」「ヘンリーとフライング・キッパー号」も含まれています。また、ゴードンの汽笛がテーマの「ゴードンの汽笛」や、パーシーの新しいマフラーにまつわる物語「パーシーのマフラー」など、ほかの機関車たちも登場し、それぞれの魅力を楽しむことができます。
この絵本は、「きかんしゃトーマス」の原点ともいえる「汽車のえほん」シリーズの一冊で、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。機関車たちの友情や冒険が詰まった、心温まる物語をお楽しみください。
知育や教材で活用する際のポイント
「みどりの機関車ヘンリー」は、子どもたちの心を引きつけるユーモアや冒険が詰まった絵本で、知育や教材としても幅広く活用できます。本作は、キャラクターごとの個性や友情が丁寧に描かれており、子どもたちが物語を通じて「他者を理解する力」や「協力の大切さ」を学ぶきっかけを提供します。たとえば、ヘンリーが困難に立ち向かう「ヘンリーと石炭」では、挑戦する勇気や努力の価値を伝えることができます。
また、各エピソードごとに異なるテーマがあるため、子どもの興味や学びたい内容に合わせて読み聞かせることが可能です。「ヘンリーのくしゃみ」のようにユーモアが含まれるエピソードでは、笑いを通じて想像力を刺激し、「ゴードンの汽笛」では、責任感や役割分担の重要性について考えるきっかけを作ることができます。これらの物語を読み聞かせる際には、登場するキャラクターの感情や行動に注目し、子どもたちと意見を交換することで、コミュニケーション能力を育むこともできます。
さらに、「きかんしゃトーマス」の原点であるこの絵本は、親子や先生と子どもたちが一緒に楽しめる点が魅力です。シリーズ全体にわたる魅力的なキャラクターや冒険は、子どもたちの読書意欲を高めるだけでなく、興味を持ったテーマについてさらに深く学ぶ動機づけにもつながります。ぜひ、日常の読み聞かせやクラス活動に取り入れ、楽しく学びを広げてください。