
【絵本】ポコとモコの どこどこ? まいご
内容説明
ふたごのひつじ、ポコとモコが大好きなドーナツを買うためにショッピングセンターへやってきました。ところが、途中でモコが迷子になってしまいます。ポコはモコを見つけようと、玩具売り場や洋服売り場、プレイルーム、食品売り場など、いろいろな場所を一生懸命探します。
この絵本には、穴あきやフラップといった楽しいしかけが5つもあり、カラフルな探し絵も満載。読者もポコと一緒にモコを探しながら楽しめる内容になっています。最後には心がほっこりするような温かい結末が待っています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの集中力や観察力を育むのに最適な教材です。ポコと一緒にモコを探しながら、玩具売り場や食品売り場といったさまざまな場所を巡る過程で、子どもたちは「探す」楽しさを体験できます。カラフルな探し絵や穴あき・フラップといったしかけは、子どもたちの興味を引きつけ、自然と物語に没頭させる工夫が凝らされています。
また、迷子になったモコを探すポコの姿を通じて、兄弟愛や助け合いの大切さを学ぶことができます。温かみのあるストーリーは、思いやりや家族の絆について考えるきっかけにもなるでしょう。読み聞かせの際には、子どもと一緒に「次はどこに行くかな?」「この場所には何があるかな?」と問いかけながら進めることで、語彙力やコミュニケーション能力を育むこともできます。
さらに、この絵本を保育園や幼稚園、小学校低学年のクラスで活用する場合、全員でモコを探す「チームワーク」をテーマにした活動を取り入れるのもおすすめです。それぞれの場面に描かれた細かなイラストに注目することで、観察力や問題解決力も養えます。親子で楽しむ際にも、ただ読むだけでなく「どんなしかけがあるのかな?」と一緒に楽しむ時間を作ることで、親子間のコミュニケーションが深まるでしょう。