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BOOK

【絵本】へびちゃん おしゃべり だいすき!

タイトル 【絵本】へびちゃん おしゃべり だいすき!
著者 ,
出版年月日 2012/11
判型 A4変型判
ページ数 40ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591131213

内容説明

じゅうにし園の「へびちゃん」は、みんなを笑顔にするのが得意なお調子者。作品展の準備でピリピリしている友だちを和ませようと、あの子の様子をこの子に伝えたり、面白おかしく話を広げたりして場を盛り上げようとします。でも、そんなつもりはなかったのに、いつの間にかみんなの気持ちは険悪に…。なんだか怒りを買ってしまうのです。どうしてこんなことに?と悩むへびちゃんの姿に、思わず自分の過去を重ねてしまう人もいるかもしれませんね。

このシリーズでは毎回、性格の違うキャラクターが主役となり、それぞれが経験する失敗を通じて、気づきや成長が描かれます。今回の物語では、一見トラブルを招きがちな「おしゃべり」という性質も、使い方次第で周りを楽しい気持ちにさせる素敵な力に変わることが伝わってきます。読んでいるうちに、心が温かくなるような一冊です。

「12支キッズのしかけえほん」シリーズは、幼稚園や保育園という初めての集団生活をテーマに、さまざまなタイプの友だちと上手に付き合うヒントを教えてくれる絵本です。「こういう子、ちょっと苦手…」「あの子にはどう接すればいいの?」と感じることがあっても、この本がきっと助けてくれるはず。園児たちの毎日を応援するシリーズを、ぜひ手に取ってみてください。

知育や教材で活用する際のポイント

絵本「じゅうにし園のへびちゃん」は、子どもたちが集団生活の中で直面するコミュニケーションの難しさや、失敗から学ぶ大切さを教えてくれる作品です。この本を知育や教材として活用する際のポイントは、まず「おしゃべり」の楽しさと注意点を子どもたちと一緒に考えることです。へびちゃんの行動を通して、「話すこと」が周囲にどんな影響を与えるのかを具体的に話し合うことで、自己表現や他者への配慮を学ぶ機会になります。

また、登場キャラクターたちの多様な性格や反応を観察することで、「自分とは違う考え方や感じ方をする人がいる」という多様性の理解を促すことも可能です。例えば、子どもたちに「もし自分がへびちゃんだったらどうする?」や「へびちゃんの友だちだったらどう声をかける?」といった問いかけをすると、自然と相手の立場に立って考える練習になります。

さらに、物語の中には失敗を通じて成長するプロセスが描かれているため、子どもたちに「失敗を恐れない心」を育む教材としてもぴったりです。読後には、「どうすればもっと良い結果を生むおしゃべりができるか」について、子どもたちとアイデアを出し合うアクティビティを行うと、実生活でも役立つスキルを身につけることが期待できます。この絵本は、子育てや教育の現場で心の育ちをサポートする大切な一冊となるでしょう。