当サイトでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイトプログラムを利用しています。
BOOK

【絵本】ふたりの箱

タイトル 【絵本】ふたりの箱
著者 ,
出版年月日 2010/09
判型 A5判
ページ数 41ページ
出版社
対象年齢 ,,
ISBN 9784591120392

内容説明

「大切な人がいるすべての人へ」――心温まる物語を届ける感動の絵本。小川糸(『食堂かたつむり』著)の初翻訳作品となる本作は、フランスで生まれた優しい物語です。

主人公は、父親と娘。お互いが大好きなのに、ある事情で離ればなれになってしまいます。悲しみに包まれた二人は、それぞれの心の中に「箱」を作り、大切な相手の存在をその中にしまい込むことを選びます。

愛しているからこそ感じる苦しさ、そして心にふれる温かな想い。この物語は、傷ついた心をそっと包み込むような優しさと切なさに満ちています。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、大切な相手との関係や感情を深く考えるきっかけを与えてくれる一冊です。特に子育て世代の親や教育現場で働く先生方にとって、子どもたちの感情教育や心の成長を促す教材として活用できます。親子や大切な人との絆をテーマにしているため、親子で読み聞かせを行うことで、絆を再確認し、互いの思いを共有する時間が持てるでしょう。

また、離ればなれになってしまう主人公たちのストーリーを通して、子どもたちは「愛しているからこそ苦しい」という感情や心の痛みを理解する機会を得ます。これは、他者への共感や自己の内面を見つめる力を養う貴重な体験となるはずです。保育園や幼稚園、小学校低学年のクラスでの読み聞かせでは、登場人物の気持ちを想像しながら、「自分ならどうする?」と問いかけることで、子どもたちの心に響くディスカッションを展開できるでしょう。

さらに、この物語は、悲しみや孤独の中にある「優しさ」や「希望」を描いています。心を癒すストーリーを通じて、子どもたちに困難な状況でも希望を持つ大切さを教えることができます。親や先生が感情を込めて読むことで、子どもたちの心に深く刻まれる体験となるはずです。この絵本は、読み手と聞き手の双方に心の温かさを届ける大切なツールとなるでしょう。