
【絵本】パセリのいいおかお
内容説明
ぼくの名前はパセリ。ぼくには、とっても素敵なカメラがあるんだ。
今日は、このカメラを持って、みんなの写真を撮りに出かけるよ。
絵が変わったり、鏡みたいに遊べたり、楽しい仕掛けがたくさん登場するよ。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、主人公パセリがカメラを手にさまざまな写真を撮りに出かける物語で、子どもの好奇心や観察力を育むのに最適です。物語の中で「絵が変わる」「鏡のように遊べる」といった仕掛けが登場するため、読み聞かせの時間だけでなく、子どもが自分でめくりながら楽しむ時間も大切にできます。これらの仕掛けは、視覚的な刺激や手先を使った体験を通じて、五感を豊かに刺激する効果があります。
また、主人公が写真を撮るという設定は、日常の中で「何を見つけるか」「どんなふうに切り取るか」を考えさせるきっかけになります。保育園や幼稚園では、この絵本を通じて「自分の好きなものを見つけるワーク」や「実際にカメラやおもちゃを使って写真ごっこをする」など、表現力や創造力を伸ばす活動へとつなげることが可能です。小学生には、絵本の仕掛けをヒントに「どうしてこうなるのか」を考えたり、自分で簡単な仕掛け絵を作る工作遊びに発展させたりすることで、探究心や論理的思考を育む教材としても活用できます。
さらに、主人公の冒険を通して「人や物をよく観察する楽しさ」や「世界の多様性」を伝えることができるので、親子での読み聞かせやコミュニケーションの時間をより豊かにしてくれるでしょう。