
【絵本】ねずみくんのクリスマス
内容説明
ねみちゃんの持っている小さなクリスマスツリーは、まわりの動物たちに笑われてしまいます。
でも実は、そのツリーは大きなあるものの飾りの一部だったのです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、見た目や大きさだけで物事を判断してしまうことの危うさや、物事の本質を知る大切さを伝える素晴らしい教材です。子育てや教育の現場では、子どもたちが自分や他者の持つ価値を見つめ直し、多様性を受け入れる力を育む機会として活用できます。
例えば、登場する動物たちがねみちゃんのツリーを笑う場面を取り上げ、「なぜ笑ったのだろう?」と問いかけることで、他者を評価する際の視点について考えさせることができます。また、ツリーが実は大きなものの一部であったという展開から、「物事には隠れた価値がある」というメッセージを引き出し、自分の身近なものや人の良さを再発見する活動に繋げることができます。
さらに、この絵本はクリスマスをテーマにしているため、季節行事に合わせて読み聞かせを行うと、子どもたちの興味を引き出しやすくなります。読み聞かせ後には、自分が大切にしているものを持ち寄り、グループでその価値を語り合う時間を設けるなど、コミュニケーション力や自己肯定感を育む活動としても活用できます。