
【絵本】ねずみくんとチョコレート
内容説明
ねみちゃんがおやつにチョコレートを作ることにしました。その話を聞いたねずみくんは、どうぶつたちを次々に呼びます。集まったお客さんの多さに、ねみちゃんはびっくり!
それでも一生懸命、みんなにひとつずつチョコレートを作りました。たとえば、大きなぞうさんには大きなチョコレートを。そして、最後にねずみくんの分は……?
読んだ後に心が温かくなる、バレンタインにぴったりのストーリーです。50周年を迎えた「ねずみくんの絵本」シリーズ第42作目で、おやつをテーマにした人気作『ねずみくんと ホットケーキ』の流れをくむ可愛らしい一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
『ねずみくんの絵本』シリーズの「ねみちゃんがおやつにチョコレートを作る」お話は、子どもたちに思いやりや配慮、そして協調性を学ばせるのにぴったりの絵本です。物語の中で、ねみちゃんがみんなにチョコレートを作り分ける姿は、相手に合わせた工夫や優しさを自然と感じさせてくれます。保育園や幼稚園、小学校での読み聞かせの際には、子どもたちに「どうしてねみちゃんはぞうさんに大きなチョコを作ったのかな?」など問いかけると、相手の気持ちを考える練習になります。
また、ねずみくんがどんどんお客さんを呼ぶ場面では、友だちを誘う楽しさと一緒に、みんなで分け合うことの大切さを伝えるチャンスです。絵本を読んだ後に「もしみんなにおやつを作るとしたらどうする?」と子どもの考えを引き出すアクティビティを加えると、実生活につながる学びの場になります。さらに、バレンタインの時期には工作やチョコレート作りと組み合わせることで、具体的な体験学習として活用することも可能です。
この絵本は、シンプルなストーリーの中に人との関わり方や優しさが詰まっています。特に小さな子どもたちには、楽しいお話の中で自然に協調性や相手を思いやる気持ちを育むことができるため、親子のコミュニケーションや教育現場での活動にぜひ取り入れてみてください。