
【絵本】なぞなぞどろんのもり
内容説明
ひらがなとイラストをヒントに、謎を解いてみよう! 昔ながらの言葉遊び「判じ絵」をアレンジした、新感覚なぞなぞ絵本です。ひらがなを覚え始めた子どもにもぴったりの内容となっています。
【あらすじ】
ある朝、ひかるが早起きすると、目の前に「なぞなぞどろん」という不思議な存在が現れました。よく見ると、その姿は「鈴」に「目」がついた奇妙な子。この「なぞなぞどろん」に誘われて、ひかるは「なぞなぞどろんのもり」へ出かけることに。
その森には、普通とは少し違う、ユニークな生き物たちが待ち受けています。森を進むたびに、次々と現れるのは、どう見ても変てこな姿のモノたち。「パン」に「だ」がついたら何になる? 「くるま」の真ん中がなくなるとどうなる? ひかると一緒に、これらの謎を解き明かしてみましょう。
この絵本には、全部で26問のなぞなぞが収録されています。ひらめきやユーモアを生かして頭をひねり、「わかった!」瞬間の気持ちよさを存分に味わえます。また、ちえちひろさんの楽しいイラストが物語をさらに盛り上げ、読む人を引き込む魅力がたっぷり。ひとりで考えても、家族や友だちと一緒に楽しんでも、何度でも読み返したくなる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、ひらがなや言葉遊びを通じて子どもの思考力や発想力を育む、知育にぴったりの一冊です。昔ながらの「判じ絵」をアレンジしたなぞなぞ形式で、ひらがなを学び始めた子どもの興味を引きつけやすい内容となっています。特に、「パン」に「だ」を足すとどうなるか、といった問題は、言葉の構造に気づく力や柔軟な思考を自然に鍛えることができます。
また、絵本に登場する「なぞなぞどろんのもり」やユニークなキャラクターたちは、物語の世界観に没入しやすく、子どもの想像力を広げる助けとなります。ちえちひろさんの楽しいイラストは視覚的なヒントとして機能するだけでなく、絵本全体の魅力をさらに高めています。親子で読み進めれば、親がヒントを出したり、一緒に考えたりすることでコミュニケーションの時間を増やすことも可能です。
先生方にとっても、この絵本はクラスでの活動に取り入れやすい教材です。例えば、一問ずつみんなで考えたり、答えを発表してもらったりすることで、協調性や発表力を育てることができます。26問というボリュームがあるため、毎日少しずつ楽しむなど、長期的な学びの一環としても活用しやすいでしょう。楽しく遊びながら学べるこの絵本は、家庭や教育現場で重宝すること間違いありません。